ホワイトデーの意外な一面
ご無沙汰いたしておりました。
年度末も佳境に入り、みなさま忙しくお過ごしのことと存じます。このところはあたたかい日がつづいていますが、来週はまた冷え込むとのこと。
忙しさや寒暖の差から体調を崩されないよう、充分にご自愛くださいませ。
さて本日は、表題の通り、ホワイトデー……というよりも３月１４日にまつわるお話をしたいと思います。
さきにも書いたとおり、３月と言えば年度末。わたしもなんとなくせわしないばかりで、ここでいったい何をお伝えしようかなあ…と迷っておりましたら、「３月といえば思いつくのはホワイトデーだけれども、３月１４日、あまりにも巨大な存在感を放つ「ホワイトデー」のかげに隠れた記念日はないものか…？」という助言を得ました。
「なるほどそれは興味深い」と思い、ちょっと調べてみましたところ、気になる記念日をふたつほど発見いたしましたので、ここにご紹介したいと思います。
まずは「日本パイ協会」が制定したという「パイの日」。「3.14 ≒ π（パイ）」にちなんでおり、その制定は２００２年。今年で１４年目に突入したという記念日ですが、私は１４年もの間、寡聞にして存じませんでした。そもそも「日本パイ協会」なる団体が存在するの…？ なぜ「パイ」の日を制定することになったのだろう…？ など、なぞはなかなか尽きませんが、そのすべては「パイの日」公式ホームページにて解き明かされています。
リンク先をよく読みますと、ホワイトデーにパイを贈ってはどうかしら？ という、製菓産業に携わる方々から消費者への提案であることがわかり、ホワイトデーなくしてはパイの日も生まれなかったのかもしれません……。
ホワイトデーからどうしても離れられない雰囲気になってきましたが、次にご紹介するのは正真正銘ホワイトデーとは無関係の記念日です。
それは「国際結婚の日」。現在放送中の朝の連続テレビ小説「マッサン」の主人公夫妻も国際結婚ですね。
この記念日のゆえんは明治時代にさかのぼります。明治６年の３月１４日、はじめて明治政府は「国際結婚」を公式に認可したのだそうです。
この国際結婚の日に関しまして、国立公文書館のＨＰに、大変興味深いコンテンツがありましたので、こちらもリンクをお示ししておきます。
弊社矢野（今回の記事のアドバイザーです）の車のナビは、毎日立ち上げるときに、その日が何の記念日かをおしえてくれるそうです。矢野によると３６５日欠かさず教えてくれるそうで、まさに毎日が記念日……毎日が大事な何かの記念日なのだな、と思うと、ないげない一日も丁寧に、大切に過ごせるに越したことはないのだろうなあ……と思いつつも、何かを食べておなかがいっぱいになったら寝る、一生その調子だったらこまるような何ともくだらない一日にもまた幸せを感じてしまうところです。
それでは本日はこのあたりで失礼いたします。繰り返しになってしまいますが、季節の変り目でございます。くれぐれもご自愛くださいませ。