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弊店と飯塚の近況(2017年4月版)

お知らせ NEWS

弊店と飯塚の近況(2017年4月版)

こんにちは、大変ご無沙汰いたしておりました。前回更新いたしました二月にはまだまだ寒い日が……と書いたのですが、年度末から新年度にかけて慌ただしくすごすうち、完全に季節がうつろってしまいました。
もはや桜の時期を通り越し、連休も目前にせまっています。みなさまにおかれましてはいかがお過ごしでしょうか。

さて、突然ですが、今ご覧いただいております弊店のホームページは、少し先になりますが大幅なリニューアルを予定しています。
これまでは動画を貼れば枠からはみ出し(前々回の記事です。貼りこんだあと確認してみて、少しだけ衝撃を受けました)、スマートフォンから閲覧してもPC用ページがかたくなに表示されるという前時代的なレイアウトを貫いてきておりましたが、ついに大きく手が入ることになりました。
先週(4月21日)の金曜日、そのリニューアルにむけた写真撮影を行いましたので、その模様を写真でご紹介します。


↑プロのカメラマンさんによる演技指導込みの、本格的、かつ長時間にわたる撮影でした……。これは、事務所から営業にでかけてゆく一コマという設定のもと撮影している風景を、私が背後から撮影したものです。どういった写真に仕上がっているかは私どももまだわかりませんので、楽しみにしているところです。

ここまでは弊店の近況でしたが、ここからは弊店のございます飯塚の近況です。
といいつつもはや近況とは言えない「いいづか雛のまつり」(3月28日まで)、今年も開催されました。全期間・全会場を通してみても大きな見どころである旧伊藤伝右衛門邸における圧巻のジオラマ雛については去年お話した通りで、今年のテーマは「平安の夢」。今年も見ごたえ抜群で、個性的な雛の展示を楽しませていただきました。
一部になりますが、ぜひご覧ください。写真が拙くて申し訳ないのですが……。

平安の夢

例によって全景は画角に収まりきれませんでした……。
さてこの展示、「かぐや姫」のストーリーが雛人形にて忠実に再現されている箇所があり、多くの人の目を集めていました。

それはここです


お迎えに連れられ、今まさに月に帰らんとするかぐや姫、そして、かぐや姫に絶対帰ってほしくないという熱い気持ちを持った帝やその大勢の臣下、おじいさん、おばあさんが、しかしなすすべもなく姫を見送るクライマックスシーンが完全再現で、まさに圧巻という感じでした。

雲に乗って帰ってます


拡大してみました。赤い矢印がかぐやひめ、黄色い矢印がおじいさんとおばあさんなのですが、嘆き悲しむ二人のポージングなど、ディティールにもこだわりが見られ、ほんとうに見飽きない素晴らしい展示でした。
旧伊藤邸のジオラマ雛、来年はどんな世界を見せてくれるのか、私は今から大変楽しみにしています。まだご覧になったことがない方は、来年の展示にぜひお運びいただきたいなと思います。(むろんのこと私はまったく関係者などではございませんが、一市民としての願いです……)

はぼたん雛


(旧伊藤邸にははぼたんのお雛様がいました。はぼたんの花言葉には「物事に動じない」というものがあるそうですが、なんというかまさに物に動じない感じの二人だな……と今眺めていてそう思います。見習いたいところです。